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2012.08.26 両神山 登山 八丁峠コース

2012年の登山の中で最も過酷だった山は両神山だろう。 標高たったの1723mの山だけど、この山の過酷さは観光用に整備された山が多い百名山とは思えないハードさだった。
最もメジャー&初心者でも登れる日向大谷ルートはこちら
八丁登山口からのピストンです。途中で山小屋はありません。
岩登りの連続ですので、十分にご注意ください。
駐車場の場所をGoogle MAPで見る

両神山 登山

7:00 登山口に到着。8月下旬なのですでに酷暑。
日曜日なのに登山口に車が2台のみ。。。。百名山に日曜日にこの少なさはおかしい。いちまつの不安を感じるも入山。

両神山 登山

木に「遭難した人を探しています」の貼り紙が。。。これをみて二人とも安全登山を誓い合う。

両神山 登山

入山10分と経たないうちに汗だくになってもうこんな格好に。
樹林帯は日差しもないが風もなく蒸し暑い。水場がないルートなので水分調節がカギになります。

両神山 登山

危険個所多数の文字を見るたびに気合いが入る。

両神山 登山

警告が多い。。。

両神山 登山

入山40分で峠に出る。ここから稜線を急激にアップダウンする難コースが始まります。

両神山 登山

稜線をアップダウンするので景色は良いです。日差しがまぶしいなぁ。青と緑のみ。the大自然。

両神山 登山

奥まで登り続けます。でもこのあたりはまだまだ序の口。

両神山 登山

人工物がない。気持ちいい。

両神山 登山

鎖場をよじよじ。余裕そうだけど、左側は切れ落ちてますので、足を滑らせて転落しないように注意して進んでください。

両神山 登山

「あちー」って言ってそうなわたくし。
ガンガン汗が出るので、ガンガン水分を取る。復路のことも考えなきゃだけど、とりあえず飲まないとやっていけない暑さ。
稜線は日差しが半端ない。この写真の一番右の山が両神山だと思われる。龍の背中をいくように、垂直アップダウンの連続です。

両神山 登山

Eさんを上空からパチリ。
完全に垂直の岩場を何個も登り、そして下る。滑り止めが付いているグローブがあるといいと思います。

両神山 登山

正面の岩に垂れる鎖。20mほど垂直に降りてから、20mあれを登ります。。。。

両神山 登山

その岩を登ってます。鎖場ではあまり鎖に依存せず3点支持(両手両足の3つがなにかにふれている状態)が基本なんだけど、完全に鎖につかまってるな俺(笑)
必至でよじ登ります。よじよじ。

両神山 登山

登りきったー。もうこのあたりで何個目の鎖場か分からない感じに。最初は楽しんでいた二人もだんだんしんどくなります。

両神山 登山

あと1.9km。街で歩いたら20分でつけるんだけどな。

両神山 登山

そしてまた登る。

両神山 登山

ひたすら登る。

両神山 登山

さっきから100mしか進んでない(笑)
よじ登ってるけど、距離は稼げていないから、つらい。

両神山 登山

疲れ気味?

両神山 登山

そしてまた警告。ってここまできて警告されてももう遅い(笑) 進むも地獄、戻るも地獄。それなら進むのみ!

両神山 登山

上へ、上へ。

両神山 登山

よじよじ。鎖を掴み過ぎて手が痛い。

両神山 登山

つ、つ、ついたー!10:10ごーる!登山開始3時間でゴール。
時間は短いけど、上半身がしんどかった。帰りも同じアップダウンなんだけども。。。
横のお地蔵様の首が。。。。

両神山 登山

帰りはアップダウンに集中する為に、二人とも撮影をやめて登り降りに集中した。この八丁峠ルートは「漢道(おとこみち)」に認定!もう超ハード。
下山は13:30頃。登りとほぼ同じ時間がかかった。もう二人とも腕がパンパンでした。
そのうえ下山30分ほど前に、水が切れるという恐れていたことが発生。少し残った私の水を二人で分け合い、なんとか渇きをうるおしました。
ハイドレーションは水分の残量がわからないから、突然終わりがやってくる。そう、それはまるで恋。
ロッククライミング気分を味わいたい方にはお勧めのルートだけど、ふつうの登山がしたいなら絶対にお勧めできないルートでした。
怪我なく下山出来てよかった。

メジャー&初心者向けの日向大谷ルートはこちら

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